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アキバ系ドライバーを取材してきました
最近アイドル追っかけてますか?
こんにちはエースです。
世界でも有数の電気街。そしてアニメやアイドルなどの聖地。
そんな秋葉原にやってきました。
さて、今日は甲府センターのドライバーの石沢さんの取材なのですが、
本人たっての希望で「秋葉原」ということになりました。
地下駐車場が集合場所なのですが、それらしき人は見当たりません。
おっと。可愛らしい女の子が描かれた車。通称「痛車(イタシャ)」を発見。
さすが秋葉原。
・・・ん?
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「はじめまして、甲府センターの石沢です。」
なんでしょう。この嫌悪感。。。
甲府から月に2回ほど、秋葉原へやってきて、アニメやアイドルのライブなどを見るのが趣味というアキバ系ドライバー。
※ちなみにこのマスクは、石沢さん本人が大好きな仮面女子という地下アイドルのグッズだそうです。
秋葉原を案内してもらいました
とりあえず、石沢さんが秋葉原の名所を教えてくれるということで、秋葉原駅前に。
石)「この子達は私の一押し地下アイドル『仮面女子』です!」
仮面女子をゴリ押ししてくるので、とりあえずタグを貼っておくことにします。
石)「ここは、秋葉原の代名詞と言っても過言ではない『ラジオ会館』です。
フィギュアや家電、書籍など沢山のショップが入っている商業施設で、行くとついつい何かを買ってしまうほど、魅力的なものが揃っているんですよ」
秋葉原ではパチンコ屋もアニメ推し。この街は私にとって非日常すぎます。
そして、石沢さんのショルダーバッグ、、、。
アニヲタ感がプンプンします。
続いて、
AKB48がライブを行う『AKB48 THEATER(シアター)』
私も知っているアイドルグループの名前が出てきて、少しホッとしました。
エ)「やっぱりAKBは好きなんですね?」
石)「もうAKBの握手会は常連ですからね。ちなみに、握手会ではこの手でまゆゆ(渡辺麻友さん)と握手して、お腹をポンポンしてもらいました。
でも、今の推しメンは矢倉楓子さんですね。この子はアイスが好きという事もあり、握手会では、私がフローズンの配送でアイスを運んでいる話とか、ルマンドのアイスの話で盛り上がりましたよ。」
エ)「そんなに仲良く話せるんですか?」
石)「握手会は、1枚のチケットでアイドルと話せる時間は5秒。一瞬ですよね。だから3枚買って15秒にするんです。そうすれば、少しゆっくりお話しできますから。」
エ)「完全にAKBの販売戦略に乗ってしまっているじゃないですか」
石)「そうですよ。でもそこは気にしていない。以前、AKBの握手会で、ファンが切りつける事件とかあったり、アイドルのストーカーが殺人未遂事件を起こしたりとか結構ありますよね。彼女たちはそういう恐怖とか不安と戦っている。だから、本人たちを安心させるために握手会に行って並ぶし、応援する。」
石)「現在の音楽業界はCDの売り上げもあまり期待できなくて、ライブで稼ぐ業界だから、地下アイドルの子たちは苦しいと思うよ。B’zですら100万枚CD売るのが難しい時代。でも、AKBで100万枚とか売り上げてるのは、握手会の券とか特典を付けているから。しかも1枚で1回握手が出来るから、何回も握手したい人は何枚も買う。うまいやり方ではあるけれど、業界的にはあまり良い風には言われていない。正直言って面白くない人の気持ちもわかるよ。そのせいで、同じ時期にCDをリリースしたアーティスト達はオリコンチャートで上位に上がれないわけだし。昔あったビックリマンチョコのような感じで、CDのために買うんじゃなくて、握手券のためにCDを買っている訳だからね。あそこまでいけば、人気があって熱い時は何でも売れる。でも、曲についてはファンからも好き放題言われてるよ。クソ曲とかね。ぶっちゃけ言うと私も音楽には興味なくて、歌っている子たちが目当て。券を引き抜くだけ。でも、そんな中にも「神曲(かみきょく)」もある。ちなみに、私の中の神曲は、仮面女子の「大冒険」。誰が聞いてもいい曲っていう。今の自分にシンクロするんだよね。ふとした時に耳に入ってくるフレーズがめっちゃ響いてきたんだよね。」
「・・・」
『この人はいったい何を言っているんだ』
アイドルの事を語りだすと止まらない。
続いてのスポットは、『秋葉原神社』。
突如ビルの1階に現れる神社に違和感を覚えるのは私だけでしょうか。
フィギュアの供養ができるということで、凄い数のフィギュア。
これも秋葉原ならでは。
本題の取材
今回のインタビューは、秋葉原の名所でもある『神田万世橋』で行います。
エ)「インタビューをするので、これを着てください。」
ーどうしてドライバーになろうと思ったんですか?
子どもの頃から車が大好きで、特殊車両に憧れて1度は自衛隊に入りました。でも、自衛隊には規則が多く、私には自由が少なく感じられていたんです。そして、自衛隊で働いているうちに、外の世界の仕事にも興味が出てきたんですね。そして、運送業でドライバーになろうと思ったんです。
少し話が長くなりますが、妻の知り合いで、物流会社の所長の方がいて、その会社を紹介してもらったんですよ。デリカやパンを工場からコンビニの店舗へ配送する業務でした。しかし、その会社が業績悪化でD社という物流会社に代わってしまって、私もそのままD社に移籍したのですが、待遇が大きく変わってしまいました。
そんな時に、以前の会社の時に知り合ったN運送の当時の所長さんが、「うちに来ないか」と声をかけてくれたので、N運送に移籍することになりました。
しかし、担当していたエリアに他社の物流センターができてしまい、仕事が減ってしまい、「ギオンの方が、待遇がいいから」と、N運送の所長さんに背中を押してもらい、ギオンに入社することになったのです。
ー他社の物流・運送会社と比べて、ギオンはどうでしたか?
今まで当たり前だと思っていた無事故表彰などに対して、金券などの形にして評価をしてくれるところ。
移籍する時点で正社員として雇ってくれた点や、社会保険関係も素早く対応してくれるなど、しっかりした会社であるという点ですね。
ー甲府センターはどんな雰囲気ですか?
山梨県民には、よそ者を嫌い内々を大事にするという県民性がありますが、甲府センターの人達は、新しく来た人も受け入れてくれるし、柔らかい人柄の人ばかりです。人間関係が良いので人が辞めないし、自分も異動したいと思わない。
ー仕事での緊張状態をほぐしたり、リラックス、気分転換はどのようにしていますか?
好きなアイドルのツイッターやブログを読むと、彼女たちが悩み奮闘している事が伝わってくる。すると、自分も疲れていたはずなのに、「彼女たちを元気づけたいから週末はライブに行ってあげよう!」と思う。そうすると楽しみができるし、週末を楽しめるように無事故無違反で仕事を終えたい・いい仕事をしたいと思うようになる。
エ)「アイドルと付き合いたいみたいな願望はあるんですか?」
石)「いや、ないですよ。そもそも、私結婚してますし。」
『えっ、、、、そうなの?勝手に未婚だと思ってた』
石)「奥さんはまじめな人なんですけどね。オタク文化の良さも段々と理解してくれて、今では楽しんで一緒に秋葉原に来てくれるようになりましたよ。」
エ)「そこまでアイドル好きで、お金も時間も費やして、恋愛しているみたいな感じですか?」
石)「アイドルの追っかけってのは、恋愛とは違うんですよ。マジで好きになっちゃう人もいるんですけど、私は普通に応援しているだけです。」
ーじゃあ、仕事での目標とかありますか?キャリアアップとかは?
運行管理の資格を取って、車両の采配をする立場で業務を見ることには興味があります。ただ、キャリアアップをしたいとは思ったことはないんです。今の仕事が楽しいし、野心があるわけではない。なにより、ドライバーとして、今の仕事に誇りを持っているからです。
ー今までの職歴でトラック運転手が一番長く続いているが、続けようと思わせるものが何かあるのですか?
運転と車が好き。それと店舗の人やお客様と触れ合えるところですね。また、お給料や社会保険も整っている。人間関係も良いので働きやすいです。
アイドルと同じで毎日新鮮な気持ちで仕事をしています。彼女たちは、同じ歌やパフォーマンスをしているように見えるかもしれないけれど、「昨日よりも良いパフォーマンスをしたい!」と、命を懸けている。そこは、私の仕事に対する姿勢と共通していると思っている。そうやって自分を高めています。
ちょいちょいオタクネタを挟んできますが、自分の趣味を仕事と結び付けて考えられるということは、とても素敵なことですね。
正直イメージが変わりました。
最後に
このまま何もしないで帰るのもなんなんで、
ゲーム対決をしようと思ったのですが、、、
とくに面白みのない写真が撮れた、結果
私が圧勝しちゃったので、ざっくり割愛いたします。
では、また